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歯を失ってしまったら

公開:2023/03/10 |更新:2023/07/10

秋葉原 歯医者 オーラルデザインクリニック秋葉原 歯科&矯正歯科で行う欠損歯の治療

歯を失ってしまったら

歯を失ってしまう理由は様々なです。
ご自身の大切な歯がなんらかの原因により失ってしまった場合、どのような治療が選択肢としてあるのかを、ご説明いたします。

歯を失う原因

歯を失ってしまう1番の原因は歯周病

歯周病とは、歯周病菌によって歯を支える骨が溶かされる病気です。
歯にプラークや歯石が溜まり、歯肉に炎症を起こすことを歯肉炎と言い、その状態から進行すると歯を支えている骨が溶けてしまうと歯周病となります。
歯周病には30歳以上の方の3割、50歳以上の方の5割程度が罹患していると言われています。
歯周病が進むと、1本ではなく、複数の歯を失う事が多く見受けられます。
歯周病の1番の予防は毎日のブラッシングになります。
しっかり毎日行い、その日についた汚れを落とすようにしましょう。
また、定期的に歯科医院へ通い、検査、歯の歯石除去をする事も非常に大切と言えます。

歯を失ってしまう2番の原因は虫歯

初期の虫歯であれば、早期に治療を行う事により、歯を失う可能性は限りなく低いのですが、虫歯が進行して、歯の大部分が虫歯に罹患してしまった場合や、歯の根っこだけしか残らなくなってしまった場合には、歯を抜かなければいけないリスクが高まります。
虫歯とは、プラーク中に含まれる虫歯菌(ミュータンス菌)等により、酸が作られ、酸によって歯が溶かされた状態の事を言います。
虫歯の予防法として、毎日の歯ブラシや歯科医院で行う高濃度のフッ素塗布が有効とされています。

歯を失ってしまうその他の原因

その他の原因としては、歯の破折、外傷があります。
歯の破折とは、食いしばりや歯軋りにより、歯が垂直に割れてしまっていたり、根の治療をした歯で、歯に栄養が供給されず、割れてしまうことをいいます。
食いしばり、歯軋りの予防法としては、寝る時のマウスピース使用や咀嚼筋へのボトックス注射が挙げられます。
ボトックスとはボツリヌス菌から抽出した成分を使用した薬剤です。
効果としては筋肉の働きを一時的に弱めることができます。
この効果を利用して、咀嚼筋の強張りを弱め、食いしばりをしないようにしていきます。
副作用として、筋肉を使う量が減るので、廃用性萎縮を起こし、顔が小さくなる等の効果もあります。
根の治療をした歯は被せ物をすることによって、割れるリスクを軽減させる事ができます。

外傷の場合、転んでしまって歯を失う事、スポーツ中にボールなどがぶつかって失ってしまう行為、コンタクトスポーツで体や手がぶつかり失ってしまう事などが挙げられます。

歯を失ってしまった時の治療法

歯を失ってしまった時の治療法は3つあります。

インプラント治療

オーラルデザインクリニック秋葉原 歯科&矯正歯科で行うインプラント
インプラントとは人工の歯根を骨の中に埋め込む治療です。
インプラント最大のメリットは隣の歯を削る事なく人工歯を入れられることです。
インプラントを行う場合、CT等の検査を行い、骨の状態を確認し、手術を行います。
骨の状態によっては、手術中に骨を足したり、インプラントが入るスペースを確保する手術を追加する場合があります。
また、インプラントを入れてから、大体の場合4ヵ月程待ってから、上の被せ物の型取りを行います。
デメリットは保険が効かないので、治療費は高額になってしまう点です。
骨に人工の歯根を入れると聞くとすごく怖いイメージがありますが、技術をもった歯科医師がしっかりと検査を行った上で施術を行わせていただきます。
そして、オーラルデザインクリニック秋葉原 歯科&矯正歯科では、点滴麻酔で眠った状態でインプラントオペを行うこともできるため、患者さんに負担が少なく行うことができますので、安心して治療を受けていただくことができます。

ブリッジ

オーラルデザインクリニック秋葉原 歯科&矯正歯科で行うブリッジ
ブリッジとは無くなってしまった歯の両隣の歯を削って、橋渡しをして欠損部分を補う治療です。
メリットは取り外しをする必要がない事、デメリットは両隣の歯を削らなければいけないことです。
健康な両隣の歯を削る事で、術後に冷たいものが染みるようになったり、ブリッジの橋渡しの部分(ポンティック部)に物が詰まりやすくなる可能性があります。

保険診療でのブリッジは、前歯の表側がプラスチック裏側は金属、奥歯は金属を使うことが多いため、経年劣化で変色などが起こり、審美的に違和感がある状態になってしまうことがあります。
一方、自費診療でのブリッジはセラミックやジルコニアを使用することで白く違和感のない人工歯を作製することができ、経年劣化での変色も起こらないため、審美的に優れたものを装着することができるようになります。

入れ歯

オーラルデザインクリニック秋葉原 歯科&矯正歯科で行う入れ歯
入れ歯は、無くなってしまった歯の隣にバネをかけて作る、取り外しのできる物になります。
メリットは両隣の歯を大きく削らなくていい事、デメリットは取り外しが必要なので、寝る前に外したり、入れ歯の洗浄をしたり、少し手間のかかる所です。
また、入れ歯のバネがかかるスペースの確保が必要なので、両隣の歯を少し削る必要がある可能性があります。
保険の入れ歯は金属を使うのですが、保険外の入れ歯は金属を使わずに作ることができるので、審美性の高い入れ歯を作ることもできます。

ご自身にあった、歯を失った場合の治療を選択していただくことが大切です

歯を失ってしまった場合、さまざまな治療法がありますが、歯を失う原因を知っていただき、大切な歯を失わないよう予防していくことがとても大切です。
そして、もしも大切な歯を失ってしまったら、どの治療もそれぞれメリットデメリットがありますので、ご自身のライフスタイルや、将来の口腔内の状態を考えながら最善の治療をご選択いただくことが重要です。
何かご不明なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

歯科&矯正歯科オーラルデザインクリニック秋葉原院長/歯科医師 五十嵐隆泰

【監修】院長/歯科医師 五十嵐隆泰

  • 日本大学歯学部卒業
  • jiadsペリオコース受講|石井歯内療法研修会受講|ICLSコース受講|ストローマンベーシックコース受講|インビザライン導入コース受講

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