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歯ブラシの選び方

公開:2022/12/23 |更新:2023/04/10

秋葉原 歯医者 歯ブラシの選び方

歯ブラシの選び方

ドラッグストアなどに歯ブラシを買いに行くと種類が沢山あって何を選べばいいか迷いませんか?
皆さんが歯ブラシを選ぶ時に重視するのはなんでしょうか。大きさ?形?値段?
歯ブラシはお口の中の状態や目的によって適しているものが異なります。
むし歯や歯周病予防に欠かせない歯ブラシだからこそ、用途や目的にあったものを選んでしっかり汚れを落とすことが大切です。
今回は歯ブラシの選び方についてお話します。

歯ブラシ選びのポイント

毛の硬さ

歯ブラシのパッケージを見てみると『ふつう』『やわらかめ』などと書いてあるかと思います。
歯ブラシの硬さには『かため』『ふつう』『やわらかめ』があり、通常は『ふつう』の硬さの歯ブラシをおすすめしています。
汚れを落とす力はブラシの硬さがかたい方が増しますが、かためのブラシを使用すると歯茎を傷つけてしまったり歯が削れてしまう原因になるので基本的に『かため』は選ばない方が良いでしょう。
ブラシの硬さが『やわらかめ』のものは、歯茎が腫れて痛みのある方やインプラント等の手術後への使用におすすめです。ただしブラシが柔らかい分しなりやすく汚れを落とす力は弱いので時間をかけて丁寧に磨く必要があります。

ヘッドの大きさ

歯ブラシの毛が植毛されている部分をヘッドと呼びます。
このヘッドの大きさも種類によって異なりますが、一般的に適正サイズとされているのが
縦の植毛が3列で横幅は自分の上の前歯2本分くらいと言われています。
ヘッドが大きすぎるものを使用すると奥歯や細かいところに毛先が当たりにくくなり磨き残しが多くなります。
ただヘッドが小さすぎると細かい部分は落としやすいですが全体的な汚れを落とすのに時間がかかるので注意が必要です。

毛の形

歯ブラシは毛の形も様々です。
毛先が細すぎたりギザギザになっているものはブラシの先端が歯の表面に均一に当たらず汚れが落としにくいこともあるので、毛先が水平で均一のものがおすすめです。

毛の材質

ブラシに使用される毛の材質も色々ありますが、馬毛などの動物製のものは弾力が弱くしなりやすい為汚れを落とす力が弱いです。
一番使用されているナイロン毛のものを選ぶのが良いでしょう。

持ち手の形・大きさ

一般的なものは持ち手の部分がストレートのものになり使いやすいかと思います。
歯列のカーブに合わせて少し曲がっているものがあったり、力が入りにくい人用に持ち手が太くなっているものもあるので自分で磨きやすいと思うものを使用するのが良いでしょう。

歯ブラシの交換タイミング

歯ブラシは1ヶ月ごとに交換しましょう。
1ヶ月経っていなくとも歯ブラシをヘッドの背から見た時に毛先が開いてはみ出しているものは毛の弾力が落ち汚れも落としにくくなるので交換したほうが良いでしょう。
ただし、1ヶ月持たずに毛先が開いてしまう場合は磨く力が強い可能性があるので注意が必要です。
毛先が開いていないものを1か月ほどで交換することがやや早いと感じるかもしれませんが、歯ブラシは細菌が繁殖しやすいものになるので見た目的に綺麗に見えてもやはり1ヶ月目安での交換を推奨します。

歯ブラシの保管方法

歯ブラシは細い毛が密集しているため、しっかりと洗わずに風通しの悪いところで保管してしまうと、乾燥が不十分になり細菌が増殖する原因となってしまいます。
細菌だらけの歯ブラシでお口の中の掃除はしたくないですよね。
歯ブラシを清潔に保つため、磨いた後は流水下でしっかりと洗い、よく水を切ってから風通しの良い場所で乾燥させ保管してください。

手用ブラシ以外の歯ブラシ

手用ブラシ以外にも『電動ブラシ』や『音波ブラシ』などを耳にしたことがあると思います。
電動ブラシや音波ブラシは矯正器具がお口の中にあり磨きにくい方や手に力が入りにくい方や細かい動きがしずらい方におすすめします。
ただし商品や使い方によっては歯や歯茎を傷つけてしまう恐れがあるので注意が必要です。

電動ブラシ

電動ブラシはブラシの部分が振動したり回転することで汚れを除去するものになります。
メーカーによっては一定以上の力が加わると振動が弱くなり歯茎への負担を軽減してくれるものもあります。
基本的に手用ブラシと同じく、ブラシが当たっている部分の汚れを落とすものになるので手用ブラシで当てる箇所を理解した上で使用することが大切です。

音波ブラシ

音波ブラシはブラシのヘッド部分に音波による振動を発生させるもので、1分間あたり3万回以上振動します。
電動ブラシより振動数が多いため汚れを除去する力が高く、音波の性質上ブラシが触れていない部分の汚れも音波が発生させた水流により落とすことが可能になります。
そのため電動歯ブラシより金額が高いものが主流になります。また微細な振動に最初は慣れない可能性があります。

自分に合った歯ブラシを選択しましょう

毎日使う歯ブラシだからこそ、自分にあった歯ブラシを見つけて使用することが大切です。
まずは自分のお口の中の状況を把握するためにも歯科医院を受診し磨き方を教わったり、自分にあった歯ブラシをおすすめしてもらうのが良いでしょう。
使いやすい歯ブラシで効率よく汚れを除去し綺麗なお口を保って行きましょう。

歯科&矯正歯科オーラルデザインクリニック秋葉原歯科衛生士

【監修】歯科衛生士 渡邉

  • 歯周病治療、クリーニング、ホワイトニング等、お口の健康を第一に治療を行っています
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