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セラミック治療を受けるための歯医者の選び方

公開:2023/05/15 |更新:2023/07/10

秋葉原 歯医者 セラミック治療で歯医者を選ぶポイント

セラミック治療を受けるための歯医者の選び方

セラミック治療は保険外診療のため、多くの方は歯科医院選びも慎重になると思います。
歯科医師としても慎重に歯科医院を選んでいただきたいです。
セラミック治療は、歯科治療の中でも特に歯科医師の技術が求められる治療方法の一つなので、ホームページなどで下調べをすることが非常に大切です。

セラミック治療はどこで受けても同じ?

セラミック治療はどこで受けても同じではありません
セラミック治療は、歯科医師の技術や経験、使用する材料や設備によって、治療後の見た目や耐久性、快適さに差が出ることがあり、どこで治療を受けても同じ仕上がりになるわけではありません。
セラミックの被せ物や詰め物には種類があり、取り扱う種類や治療費も歯科医院により様々です。
また、セラミックの被せ物や詰め物は、歯科技工士の手作業によって作られるため、どこの歯科技工所が作成するのかによっても原価や精度が変わってきます。
「せっかく時間とお金をかけてセラミック治療を受けたのに、満足できない結果になってしまった」とセラミック治療に後悔している方もいるのが事実です。
セラミック治療をお考えの方は、治療内容やリスク、費用などを十分に理解してから治療を受けることをおすすめします。

セラミック治療をしっかり行う歯医者の特徴

丁寧なカウンセリングを行っている

セラミック治療は丁寧なカウンセリングを行っている歯医者を選びましょう
患者様の希望や予算等をしっかりと聞いたうえで、治療の選択肢やメリット・デメリット、治療期間や費用などをわかりやすく説明してくれる歯科医院では、満足できる治療が受けられます。
また、治療中に生じる可能性のある痛みや不快感、セラミック治療を受けることのリスクについても事前に説明してくれる歯科医師は信頼できます。不安な点があれば、しっかりと事前に確認しましょう。

設備が整っている

セラミック治療は設備が整っている歯医者を選びましょう
質の高い治療を行うためには歯科医師の技術に加えて、最新機器の設備が整っている必要があります。セラミック治療では、マイクロスコープ、ルーペ、口腔内撮影用カメラなどの機材が治療の精度を高めます。
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)やルーペ(拡大鏡)は、肉眼では見えない細かな部分を確認することができるので、削った歯の形や型取りの精度を確認することで、より精密で精度の高い治療が受けられます。
口腔内撮影に使用する高性能の一眼レフデジタルカメラは、セラミックの被せ物や詰め物を作る歯科技工士に、周囲の天然歯の色合いや歯の形をより正確に伝えることができます。

精密な型取りを行っている

セラミック治療は精密な型取りを行っている歯医者を選びましょう
型取りはセラミック治療において非常に重要な工程であり、精密なものでなければなりません。
セラミックの被せ物を作るための型取りでは、まず歯と歯茎の境目に圧排糸という糸を巻き、歯肉と歯との境目をしっかり分かるようにします。
患者様にとっては、糸を入れる時にチクチクするため不快感がある場合がありますが、隙間がなくぴったりとフィットする被せ物を作るためには不可欠な処置です。
そして、精度の高いシリコン印象材を使用して型取りをします。シリコン印象材は変形がほとんどなく、精密な型取りができます。

噛み合わせをしっかりと考えている

上下の歯の噛み合わせのバランスを測定する際にフェイスボウという器具を使用します。フェイスボウは、患者様の頭部に装着し、上下の歯の噛み合わせや顎の動きを測定します。
歯科技工士が被せ物などを作る際には、「咬合器」とよばれる顎の動きを再現する器具に患者様の歯型の模型を取り付けて製作します。
顎の関節は複雑な動きをしますが、フェイスボウを使用して顎の位置関係を正確に咬合器上で再現することで、顎の動きを忠実に再現することができます。
顎の動きと調和のとれた被せ物は、長く快適に使用できます。
審美性だけでなく、咬み合わせに配慮した機能性の高い被せ物を製作するために、フェイスボウは非常に重要な役割を果たします。

セラミック治療を受ける際の歯医者選びのポイント

症例数が多い

セラミック治療で歯医者を選ぶポイント
セラミック治療に力を入れている歯科医院では、ホームページやSNSに症例写真を掲載していることが多いです。
経験した症例数が多いほど、セラミック治療に熟達していると考えられます。
ご自身の歯の状態と同じ、もしくは似ているケースがあるとより良いです。

信頼できる歯科技工所

セラミック治療は歯科医師だけでなく、歯科技工士の技術も重要です。
多くの歯科医院は、歯科技工作業を外部へ委託しています。
近年ではコストの安い海外の歯科技工所に委託するところもありますが、海外での製作は無資格者が製作していたりするため、品質にばらつきがでることがあります。(歯科技工士は日本の国家資格で、歯科技工士免許のない国もあります)
セラミック治療においては、歯科医師と歯科技工士の密接な連携が必要不可欠です。
当院では、グループデンタルラボ(歯科技工所)と連携し、高精度の技工物を作成しています。
グループ内に歯科技工所があることで、歯科医師と歯科技工士の連携は取りやすくなり、正確な情報共有や意見交換を行うことで、より精度の高い製作が可能となります。
必要に応じて歯科技工士が患者様のお口の中を拝見し、細かな色や形を直接オーダーすることもできます。

保証制度、アフターフォローがある

万が一不具合が起きてしまった場合も保証制度があると安心です。
セラミックが入ったら、そこで終わりではありません。治療をしたあとは、虫歯や歯周病にならないように予防をし、歯科医院で定期的にメインテナンスをする必要があります。
アフターフォローがしっかりしている歯科医院であれば、長期間お口の健康と美しさを維持することができます。

総合的な治療ができる

総合的に歯、口元を診ることができる歯科医院が望ましいです。
セラミック治療により、白くきれいな歯になっても、正しい咬み合わせで健康な歯茎でなければ治療成功とは言えません。
総合的な治療を行っている歯科医院であれば、お口の様々なトラブルにも対応することができ、継続的なケアを受けることが可能です。 

支払い方法が多様

セラミック治療は保険適応外のため、費用が高額になることが多いです。
クレジットカードやデンタルローン等、支払い方法が選べる歯科医院であれば、ご自身のライフスタイルに合わせて無理なく治療が受けられます。

こんな歯医者は要注意

セラミック治療は、素材が高価で技術的にも高度な治療です。
価格が安いということだけで歯医者を選ぶ場合には注意が必要です。
治療費が高ければ、必ずしも質の高いセラミック治療が受けられるわけではありませんが、安い歯医者を選ぶと、治療の品質や耐久性に影響が出る可能性があります。
セラミック治療が安い理由には、材料費を削っている、セラミックの作製を安い技工所に丸投げしている、歯科医師が未熟なかわりに低価格で提供しているなどの理由が必ずあります。
歯科治療においては、安いというだけで選ぶのではなく、様々な情報を収集して信頼できる歯医者を選ぶことが重要です。

きちんと歯医者を選んで後悔しないセラミック治療を!

セラミック治療は短期間で美しい白い歯にすることができ、笑顔に自信が持てるなど、大きなメリットのある治療です。
信頼できる歯科医院で治療を受ければ、理想の口元を実現してくれます。
当院のセラミック治療は、審美歯科治療を専門とする歯科医師が、見た目だけでなく咬み合わせまで配慮した治療を行っています。
法人内に歯科技工所を併設しているので、歯科医師と歯科技工士が綿密にコミュニケーションをとりながら、精度の高いセラミックの被せ物や詰め物を作成しています。
必要に応じて歯科技工士が直接立ち会い、細かな色や形をオーダーすることもできます。
審美性、機能性にこだわったセラミック治療をご希望の方は是非当院にお任せください。

歯科&矯正歯科オーラルデザインクリニック秋葉原院長/歯科医師 五十嵐隆泰

【監修】院長/歯科医師 五十嵐隆泰

  • 日本大学歯学部卒業
  • jiadsペリオコース受講|石井歯内療法研修会受講|ICLSコース受講|ストローマンベーシックコース受講|インビザライン導入コース受講

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