第一印象は口元で決まる!イメージアップな口元づくり!
公開:2023/03/17 |更新:2023/07/10
第一印象は口元で決まる!イメージアップな口元づくり!
笑った時や、おしゃべりをする時に見える歯は相手にどんな印象を与えるでしょうか?
歯が綺麗だと、清潔感がある様に見えたり、キッチリしてるように感じたり、歯の印象はとても重要です。
歯が黄ばんでくる原因や、歯を白くし、相手に好印象を与える方法はどんなものがあるのか、ご紹介していきます。
目次
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歯の着色の原因
歯の着色の原因には内因性と外因性があります。
外因性の原因
1つ目の原因はポリフェノール配合の物による着色です。
日常的に飲むことがある緑茶、コーヒー、赤ワインなどはポリフェノールが多く含まれています。
歯の表面にはペリクルと呼ばれる酸を歯から守るための膜があり、これがポリフェノールと結合をし着色してしまいます。
2つ目の原因は、タバコです。
タバコに含まれるヤニが着色してしまう原因になります。
タバコは歯だけでなく歯茎も黒くなってしまうため、見た目に影響が出てしまいます。
内因性の原因
内因性の原因には齢によるものや遺伝によるもの、失活歯、テトラサイクリンによるものがあります。
加齢
歯は年齢を重ねることにどうしても黄色くなってきてしまいます。
歯の構造は内部が象牙質と呼ばれるもので黄色い色をしています。そしてその上を覆うようにエナメル質があり透明な色をしています。
このエナメル質が、経年的に薄くなり、中の象牙質の色が透過し黄色っぽくなっていきます。
失活歯
失活歯とは、大きな虫歯になって神経を抜いたり、転んだりぶつけたりし、歯が折れてしまい神経を抜いた歯のことです。神経には血液が流れており栄養を届けていますが神経をとってしまうことで、血液循環がなくなり時間が経つにつれて象牙質の色が変色してしまい、黒く見えてしまいます。
テトラサイクリン
永久歯の形成時期にテトラサイクリン系の抗生物質を服用すると、歯が横縞が入ったように変色してしまいます。
太陽などに当たると少しグレー色のように見えます。
かつて1940年代風邪薬として使われていたため、40代50代の方に多く見られます。
特に気にならなければ治療などは必要ありません。
歯を白くする方法
歯を白くするためには、クリーニング、ホワイトニング、かぶせ物(セラミッククラウン)という3種類の方法がります。
クリーニングでの着色除去
外因性の着色であれば、歯科医院で行うクリーニングで歯の本来の白さまで綺麗になります。
表面についてしまった着色をしっかり落とし、ツルツルに磨くことで、再度汚れをつきにくくしていきます。
着色を落とすときは保険診療のルール上、落とすことができません。
当院のメニューでは審美目的のクリーニングがおすすめです。見える部分の着色、歯垢(プラーク)、歯石をしっかり落としていきます。
歯を内部から白くするホワイトニング
ご自身の歯よりも白くしたいとのご希望がある場合はホワイトニングをお勧めします。
ホワイトニングとは、歯の内部から色素を分解し、歯本来の色よりも白くしていく施術です。
歯を削らずに白くしていくことができるため、歯のクリーニングを行った後、より本来の色より綺麗な白さにしたい場合は、ホワイトニングがおすすめです。
ホワイトニングでは、加齢による歯の黄ばみやテトラサイクリン系による歯の変色も軽度であれば白く馴染む可能性があります。
一方で、ホワイトニングにはお受け頂けに方もいらっしゃいます。
当院では下記の方の施術はお受けできません。
・施術する部位に虫歯がある
・汚れが多くついている場合
・授乳中、妊娠中、その可能性のある方
・薬剤、紫外線、光過敏症のの方
・18歳未満の方
・無カタラーゼ症の方
・1ヶ月以内にピーリングの施術を受けた方
・半年後以内にレーシック手術を受けた方
・自己免疫疾患の方
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは歯科医院で歯科衛生士が行っていくホワイトニングになります。
一回の施術で白くなりやすいのが特徴です。
当院は最新機種のレーザーホワイトニングを導入しております。
専用のお薬と半導体レーザーを用いて、所要時間約30分で歯を内部から一気に白くしていきます。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとはお家で行っていただくホワイトニングになります。
ご自身の歯専用のマウスピースを作成し、専用のジェルでゆっくり白くしていく方法です。
ゆっくり白くしていくため、少し時間はかかりますが、後戻りが少ないのが特徴です。
かぶせ物で歯を白く
内因性の原因である、失活歯や重度のテトラサイクリン系によって着色してしまい、気になる場合はかぶせ物を行うという選択肢もあります。
ご自身の歯を削らなくてはならないというデメリットもありますが、透明感のある白い歯にすることができたり、ご希望であれば人工的な真っ白の歯にすることも可能です。
歯茎のホワイトニング
口ものと印象を決めるのは、歯の白さだけではありません。
歯ぐきの色が悪いと、不健康な印象になりがちです。
健康な歯ぐきは、薄いピンク色をしているため、この色に近づけていくことが印象アップにつながります。
当院では治療として、ガムピーリングを行っています。
ガムピーリングとは
ガムピーリングとは歯茎のメラニン色素を除去し、健康でピンク色の歯茎にしていく治療法になります。
専用の薬剤を使用し、歯茎の表面一層をはがし、きれいなピンク色の状態にしていきます。
施術後は歯茎が白くなりますが、日にちが経つごとに剥がれピンク色の綺麗な歯茎になっていきます。
ガムピーリングがお勧めする方
・タバコにより歯茎が黒くなってしまった方
・遺伝的
・口呼吸により黒ずんでしまった方
・紫外線により黒ずんでしまった方
※銀歯などの被せ物により歯茎の境目が黒くなってしまった場合はガムピーリングでは除去できません。
ガムピーリングの注意点
ガムピーリングには注意事項が何点かありますので、ご予定や終わった後のお食事などご確認の上、ご予約をお取りください。
・表面麻酔をおこなって行いますが、痛みには個人差があります。
・フェノール、アルコールにアレルギーのある方。
・終わった後、刺激の強い食べ物は控えてください。(辛いものや塩辛いもの)
・2.3日、火傷をしたようなヒリヒリ感があります。
・歯肉炎、歯周病が進んでいる方は行えません。
・1週間ぐらいは歯茎が白くなりますので、結婚式や写真を撮る予定がある方などご予定をみておこなってください。
口元を美しくして、第一印象をさわやかに!
歯は笑った時やおしゃべりをする時によく見える場所です。
会話をしているといつの間にか目がいくのも口元だと思います。
コロナ禍になり、マスクを常にしているので忘れがちになっていた部分ですが、常にマスクをつける日常もそろそろ終わりに近づき始めています。
マスクを外す生活を始める前に、笑った時に見える歯を白く綺麗に、口元の印象を健康的にしてみてはいかがでしょうか?
歯茎も見えなさそうで、実はよく相手から見られている場所です。歯茎も健康的にしていきましょう。