歯科&矯正歯科オーラルデザインクリニック秋葉原

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歯医者の麻酔はなぜ痛いのでしょうか

公開:2023/08/10

局所麻酔

歯医者の麻酔はなぜ痛いのでしょうか

歯医者と聞くと痛みを想像したり、恐怖心を感じてしまいますよね。
特に痛みを取るために行う局所麻酔が痛くて不安を感じる方は多いのではないでしょうか。
お口の中の治療はご自身で直接見ることができないため何をされるのかわからず、より恐怖に感じますが、局所麻酔を行えば、痛みなく治療を受けることができます。
その局所麻酔について詳しくご説明していきます。

歯医者の局所麻酔が痛い理由

針刺しの痛み

歯医者の局所麻酔では、まず麻酔液を注入するために歯茎や粘膜に針を刺します。
この針を刺す瞬間に痛みを感じることがあります。
歯茎や粘膜には多くの神経が存在し、針が刺さることで刺激されるため、瞬間的にチクッと痛みを感じることがあります。

麻酔液の圧力

麻酔液を注入する際には、一定の圧力が必要です。
麻酔液を組織に注入する際の圧力により、一時的に圧迫感や痛みを感じることがあります。
特に麻酔を行う部位が感度の高い箇所である場合、痛みをより感じやすくなることがあります。

個人の感受性

個人によって痛みの感じ方や痛みへの耐性は異なります。
同じ麻酔処置でも、人によって感じる痛みの度合いが異なる場合があります。
これは個人の神経の感受性や痛みへの耐性によるものになります。

局所麻酔の痛みを感じにくくするために当院が行っていること

できる限り麻酔を行う際に痛みが出ないよう、さまざまな工夫を行って治療を行なっております。

表面麻酔

注射の麻酔を行う際に必ず行なっていることになります。
表面麻酔とは、歯茎などの表面に麻酔を塗ることで麻酔効果があり、注射を刺す時の痛みを軽減させるためのものです。
表面麻酔を塗って少し経つとだんだん塗った部位がぼんやりしてき、歯茎に針を刺すときチクッという嫌な痛みを感じることなく麻酔を行うことができます。

麻酔薬の温度

麻酔薬の温度によって痛みの感じ方が変わってきます。
麻酔液と体温に差があると歯茎に注入した際に痛みを感じやすくなってしまうため、常に体温に近い温度の約37度に保温できる機械を導入しております。
元々冷たい麻酔液を温めることで麻酔をした際に不快感なく治療を受けることができます。

麻酔針

麻酔の針が太いと痛みが出やすく、麻酔針の太さを極細のものにすることにより、刺した時の痛みを最小限になります。
可能な限り細いものを使用することで、針が歯肉に触れる接触点が少ないことで刺激が少なく痛みが出にくくなります。
当院では髪の毛と同じくらいの細さの麻酔針を使用しています。

麻酔の注入角度

麻酔を打つ時の針の角度を工夫することにより、痛みを軽減させることができます。
麻酔の針には切れ込みがあり、角度を工夫することで、接触面積を減らし、痛みを軽減するように行なっております。

麻酔の注入方法

まず、一段階目として歯茎の浅い部分に麻酔液を注入していき、麻酔が効いてきていることを確認してから少し深い部位に麻酔を打っていきます。
初めの段階から深い部位へ麻酔を打っていくと、刺激を感じやすく、強い痛みを伴うため、ゆっくり時間をかけながら段階を分けて麻酔を打っていきます。

麻酔の注入スピード

痛みが出ないよう、注入スピードをコントロールすることにより、刺激を少なく麻酔を行うようにしております。
当院では、痛みが苦手な方に注入スピードをコンピューターで制御する、自動麻酔注射器のご用意もありますので、お気軽にご相談ください。

痛くない歯医者を選ぶポイント

痛くない歯医者を事前に確認するポイント
歯科医院を受診する前に必ずホームページを確認し、どのような治療方法を行っているのか確認することで、痛みに対してどのように配慮してくれるのか特徴が記載されていると思います。
痛くない治療を行うには設備や器具、歯科医師の知識や技術も大切になってきますので、そのあたりにどのくらいこだわりを持っているのかという部分をしっかり確認してみることが重要になります。

そして来院してからは、しっかりカウンセリングを行なってくれているのか、アポイント時間はしっかり確保してくれるのかを確認することが大切です。
カウンセリングの時に、ご自身の苦手なことを話したり、治療方法など不安がないよう説明してくれると治療時も安心して治療が受けられると思います。
そして、アポイント時間もしっかり押さえて治療を行なってくれることで痛みに配慮しながら丁寧な治療を行なってもらえます。

どうしても痛みを我慢できない場合

恐怖心や痛みを我慢する必要はありません。
ご自身が苦手に思うことを我慢することで、より精神的にストレスを感じてしまったり、恐怖心を与えてしまう可能性もあります。
ですが、虫歯ができてしまって放置してしまうとより痛みが出てしまい、お辛い思いをしてしまう可能性が高いです。
当院では、可能な限り痛みに配慮をした治療を行なっておりますが、ご不安で治療が難しい方でも、治療を受けやすくするため、静脈内鎮静法という麻酔もご用意しております。

静脈内鎮静法とは?

静脈内鎮静法
腕の静脈から点滴によりお薬を注入し、うとうとしながらリラックスして治療を受けることができる麻酔方法です。
眠った状態になってから治療を行なっていくため、痛みはもちろん、治療時に不快な器具の音や削る音、振動なども気にならず快適に治療を受けていただくことが可能です。

治療中は患者さんの状態や治療内容に応じて、適切な鎮静薬の種類や投与量を点滴で流していき、患者さんの状態を常にモニタリングし、安全な状態で治療を進めていきますのでご安心ください。
そして、それに伴う設備も備わっているため、どうしても痛みに不安でなかなか歯科治療に踏み切れない方はいつでもご相談ください。
安心して受けられるようしっかりご説明させていただきます。

無理せず受けられる治療法があります

痛みを我慢せず歯科治療を受けましょう
人それぞれ苦手なことがあるように、歯科治療や痛みを苦手に思っている方は多いと思います。
虫歯になってしまったら自然と治ることはないため、後に痛い思いをしないよう、治療を行わなければなりません。
その治療を痛みなくリラックスして受けていただけるよう痛みに配慮した治療を行なっている歯科医院がありますので、事前にホームページなどを確認しながら歯科医院の選択を行ってみてください。
当院では、そのような痛みに苦手な方が多くいらっしゃり痛みなく快適に治療を行えたことに驚いて帰られる方がたくさんいらっしゃいます。
そのようなお悩みをお持ちの方は一度ご相談ください。

歯科&矯正歯科オーラルデザインクリニック秋葉原 理事長/歯科医師 小野貴庸

【監修】理事長/歯科医師 小野貴庸

  • 明海大学歯学部卒業
  • 静脈内鎮静法下・全身麻酔下での口腔外科手術、各種外科治療、審美治療に特化

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