歯周病治療
短期間い集中的に治療を行い再発を抑制する
自費診療
歯石や歯垢を除去し、
健康的な口腔内へ
歯周病治療は、下記のようなお悩みをお持ちの方にご満足していただけます!
- 何度も歯医者に通う時間がない
- 歯周病治療を再発させたくない
- 痛くない歯周病治療を行いたい
当院の歯周病治療
なら解決できます!
お悩み ― 何度も歯医者に通う時間がない
最短一回で
歯周病治療が終わります!
保険適応の歯周病治療は、健康保険のルールに沿って行う必要があるため、治療回数が多く、どうしても治療期間が長期になってしまいます。
一方、自費診療の歯周病治療では保険上のルールに縛られることなく口腔内全体を一気に治療していくので、最短1回の通院で完了することが可能です。
お悩み ― 歯周病治療を再発させたくない
短期集中歯周病治療で
再感染リスクを軽減!
短期集中歯周病治療は、1回でお口の中全体の歯周病基本治療を行うFMD(Full Mouth Disinfection)と呼ばれるものになり、1回の治療時間を2時間以上確保し、お口の中全ての歯周ポケット内の歯石除去を1回で行っていきます。
歯周病は、歯周組織が歯周病菌に感染することによって発症するため、全ての歯へ一気に歯周病治療を行うことによって、歯周病治療を複数回に分けた場合と比較し、未処置部位からの歯周病菌の再感染リスクを抑えることができます。
お悩み ― 痛くない歯周病治療を行いたい
静脈内鎮静法(点滴麻酔)
で眠っている間に治療が終わる!
歯周病治療は、スケーラーと呼ばれる先の尖った器具で歯の表面や歯周ポケットに付着している歯石や歯垢を除去していく治療になります。
そのためチクチクとした痛みが生じ、この痛みや不快感の為に歯周病治療に通えなくなってしまう方も多くいらっしゃいます。
当院では腕からの点滴麻酔で、眠ったまま治療をお受けいただける、無痛歯周病治療も行っています。
歯周病とは
歯周病とは、歯周病菌が原因となり引き起こされる感染症であり、その発症には、生活習慣が大きく影響する生活習慣病でもあります。
歯周病は、歯が植わっている歯槽骨という骨を溶かしてしまう病気で、進行すると、最終的には歯槽骨が歯を支えきれなくなり、歯が抜けることになってしまいます。
歯周病は、SilentDisease(静かなる病気)とも言われ、初期段階ではほとんど自覚症状がなく、気が付いた時には重症化していて、抜歯を余儀なくされるケースも多々あります。
歯周病菌は、ほとんどの人のお口の中に常に存在する「常在菌」であるため、歯磨き不足や、生活習慣の乱れで、誰にでも発症する可能性のある病気です。
さらに、歯周病は、糖尿病、脳血管疾患、心臓病などの全身疾患にも大きく影響を及ぼす病気であることが、近年の研究で明らかになっています。
歯周病を、発症させない、進行を抑制していくことは、自分の歯を残すためにも、全身の健康維持にも、非常に重要な役割を果たします。
歯周病の原因
歯周病は歯周病菌によって引き起こされます。
歯周病菌はお口の中に常にいる「常在菌」ですので、誰でもいつ発症してもおかしくない病気です。
磨き残しのプラーク(歯垢)の中には何億という生きた細菌が含まれおり、プラーク(歯垢)は歯肉の炎症の原因になります。
歯肉が炎症を起こし、歯肉炎になると、歯茎から出血するようになります。
歯周病菌は血液中に含まれるたんぱく質と、鉄分を栄養として増殖します。
そのため、歯肉炎が起こり、歯茎からの出血が始まると、常在菌である歯周病菌が急激に増殖をはじめ、歯周病を発症するのです。
歯周病を放置すると起こること
歯周病は症状を感じにくく、本人が気が付かない間に静かに進行していく病気です。
そのため、放置しているつもりはなくても、いつの間にか進行し、痛みや腫れ等の症状で、本人が気が付いた時には重度の歯周炎になってしまっているケースが多くあります。
歯周病は進行すると、口臭がひどくなり、歯茎に膿がたまり、歯の痛みやぐらつきで噛めないなどの症状が出てきます。
また、歯周病はお口の中の症状だけではなく、全身の健康にも大きな影響を及ぼします。
歯周病が引き起こす全身疾患
歯周病は全身の病気の発症、進行にも大きく関与していることがわかっています。
歯周病を発症した歯茎は、常に炎症していて、歯茎の内面は傷つき、潰瘍化している状態です。
歯周病菌だらけの歯肉内部(歯周ポケット)では、傷ついた毛細血管から細菌が侵入し、血管を通じて全身に流れていきます。
歯周病菌は、血管内で増殖し血管を詰まらせて動脈硬化の原因となったり、脳卒中を引き起こします。心臓の弁で歯周病菌が繁殖すると、感染性心内膜炎を引き起こします。
また、糖尿病と歯周病とは特に深く関係しており、歯周病で常に歯茎の炎症が続いていると、炎症細胞であるサイトカインの分泌が続き、インスリンの働きを悪くし、糖尿病を誘発したり、進行させたりします。
その他にも、誤嚥性肺炎や、早産低体重児のリスクや、近年では認知症の発症にも歯周病菌が関与しているという研究も進んでおり、歯周病と全身疾患の関係は大きな注目を集めています。
軽度歯周病から重度歯周病
健康な歯肉は、血色の良い薄ピンク色で、硬く引き締まっています。
健康な歯茎は、はりや弾力がしっかりとあり、歯茎の表面に「スティップリング」と言う不規則な多数の小窩(ブツブツ)が見られます。
歯肉炎
歯肉炎は、歯茎が炎症を起こし、歯肉が赤く腫れたり、歯磨きで出血したりする状態です。
歯肉炎では、まだ歯周ポケットは形成されておらず、歯を支えている歯槽骨にも影響のない段階です。
歯肉炎の対処方法
数日間、丁寧に歯磨きを続けたり、歯周病用の歯磨き粉を使っていると症状が消失していくことがあります。
ですが、症状がなくなったからと言って安心せずに、歯科医院を受診してしっかりとした歯周病治療を受けておくことがおすすめです。
歯肉炎の段階でしっかりとしたメンテナンス習慣をつけておけば、今後、歯周病を発症せずに済む可能性があります。
軽度歯周病
歯肉炎が進行し、歯茎以外の歯周組織(歯槽骨・歯根膜・セメント質)に影響が及んでくると、歯周病が発症したと診断されます。
歯肉炎のときと同じく、歯肉が赤くはれたり、歯磨きでの出血がある他に、歯茎が少し下がったり、痩せたように感じたりと、自覚症状に気が付く方もいますが、痛みがなく、まだ食事などに支障がないため、全く気がついていない方も多くいます。
軽度の歯周病では、歯根の周りにある歯根膜の破壊が始まり、歯周ポケットが部分的に発生(4ミリ程度)し、歯槽骨が少し溶かされている状態です。
歯周ポケット内に、縁下歯石という歯周病の原因となる歯石がついている可能性もあります。
軽度歯周病の対処方法
歯周病の治療(検査・歯石の除去)を行い、歯磨きの仕方や、生活習慣の見直しを行って、これ以上歯周病が進行しないようにコントロールしていくことが必要です。
軽度の歯周病であれば、適切なセルフメンテナンスと、定期的な歯科医院でのメンテナンスで、歯周病の進行を抑制することができます。
中度歯周病
中度歯周病にまで進行してくると、歯茎が下がり、歯と歯の間が広くなり、ものがはさまりやすくなるため、症状を自覚する方も増えてきます。
中程度歯周病では、歯周ポケットが全体的に4ミリ以上になり、悪い部分では5~6ミリの歯周ポケットが形成されます。
歯根膜の破壊が進み、歯槽骨が溶かされ、レントゲンでもはっきりと歯周病が進行していることが確認できます。
中度歯周病の対処方法
歯周病の治療(検査・歯石の除去)を行い、歯磨きの仕方や、生活習慣の見直しが必要です。
歯周ポケット内の縁下歯石などの汚れを除去する歯周病治療も行っていく必要があります。
歯槽骨の欠損状態によっては、歯周外科治療や歯周組織再生療法などを併用する場合もあります。
重度歯周病
重度歯周病にまで進行すると、歯周ポケットは6ミリ以上になり、歯がぐらぐらする、歯茎から膿が出るなどの自覚症状が出てきます。
しかし、重度に歯周炎が進行していても、痛みが出ないこともあるのが歯周病の恐ろしいところです。
重度歯周病の対処方法
基本的な歯周病治療だけでは状況が改善しない可能性が高く、歯周外科治療や、歯周組織再生療法を併用します。
場合によっては、歯を接着剤で固定したり、歯周補綴を行います。
重度歯周病で、歯槽骨がほとんど溶かされてしまっているような状況では、抜歯を余儀なくされることもあります。
浸襲性歯周炎
侵襲性歯周炎とは、歯周病菌の中でもA.a菌とよばれる悪性の高い菌が原因で引き起こされる歯周病です。
10代後半~20代の若年層で発症しやすく、発症後は短期間で重症化してしまうという特徴があります。
侵襲性歯周炎は、進行速度が早く、歯槽骨の吸収が急激に進むため、発症初期から積極的な治療を行っていくことが重要です。
インプラント周囲炎
インプラントの周辺に限局して起こる歯周炎です。
インプラントは虫歯になることは絶対にありませんが、歯周病にはなってしまうことがあります。
インプラント周囲炎になってしまうと、最悪の場合、インプラントも自分の歯と同じように、歯周病で失ってしまうことになります。
インプラント治療後は、適切なメンテナンスを行い、インプラント周囲炎の予防に努めましょう。
保険診療と自由診療の歯周病治療の違い
保険適応の歯周病治療は、健康保険のルールに沿って行う必要があるため、治療回数が多く、治療が長期間どうしてもになってしまいます。
一方、自費診療での歯周病治療は、患者様一人一人のご都合や、歯周病の進行具合に応じて、常に最適な治療を、必要最小限の回数で行うことができます。
治療回数の違い
自費診療の場合 |
保険診療の場合 |
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通院回数:最短1回 通院期間:最短1日 自費診療での歯周病治療では、保険診療のような規定がないため、患者様の状況に合わせて治療を進めていくことができます。 歯石除去だけであれば1回、進行した歯周病の治療でも最短1回の通院で完了することができます。 平均的には3~4回程度通院していただきます。 |
通院回数:10回以上 通院期間:2か月以上 保険診療での歯周病治療には細かい保険上のルールが定められているため、歯肉炎の場合、歯石除去を行うだけでも最低2回は通院が必要です。 さらに、進行した歯周病の治療では、検査から基本的な治療だけで10回以上の通院が必要になってしうこともあります。 |
治療内容の違い
自費診療の場合 |
保険診療の場合 |
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自費診療での歯周病治療は、患者様一人一人の歯周病の進行具合や状況に合わせて様々な治療方法を併用することができます。 そのため、保険上のルールに縛られることなく、患者様の状況に合わせて必要な時に必要な処置を、最新の技術や歯科材料を使って最適に行っていくことができるため、歯周病治療でより有効な成果を期待することができます。 |
保険診療で行う歯周病治療は、治療期間や治療内容にも制限があり、誰にでも同じような画一的な治療内容になってしまいます。 また、必ず歯周外科治療が必要なケースでも、一旦保険で決められた歯周基本治療を完了させなくてはならないというルールがあるため、外科治療を始められるまでに数か月以上かかってしまいます。 |
治療の独自性
自費診療の場合 |
保険診療の場合 |
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一人一人のお口の中の状況や、ご要望に合わせた治療が可能となっています。 1回の治療時間を長くとり、拡大ルーペや、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用して、精密な治療が可能です。 最新の技術、歯科材料を使用して一人一人に最適な治療を行うことができるため治療成果が出やすいという特徴があります。 |
1回の治療時間が短いため、精密な治療を行うことが難しいというデメリットがあります。 また、治療が長期間になるため、一度治療した部分への歯周病菌の再感染が起こりやすく、高い治療成果を出すのが難しいという特徴があります。 |
歯周病にならないために
歯周病予防の重要性
歯周病は、歯を失う原因になるだけではなく、全身の健康にも大きな影響を及ぼします。
歯周病菌は感染症であり、ほとんどの人がすでに感染しているため、誰にでも発症する可能性がありますが、発症、及びその後の進行は、その人の生活習慣に大きく影響を受ける生活習慣病でもあります。
そして、歯周病は一度発症し、進行してしまうと、完治させるということが非常に難しい病気です。
歯周病は、発症させないこと、発症してしまった場合には、進行を抑制することが大切になってきます。
歯周病予防のためにできること
歯周病予防のためには、自分での歯磨きによるセルフケアと、歯科医院で行うプロフェッショナルケアを適切に行っていくことが必要です。
定期的に歯科医院でのクリーニングを受け、自分でのケアが難しい部分にもしっかりとアプローチすることで、歯周病を予防していきましょう。
また、歯周病のリスクファクターとなる喫煙をやめることや、清掃不良の原因となる銀歯などの古いかぶせ物をプラークのつきにくいセラミックに変える、かみ合わせの悪い部分を調整するなどの歯科治療も歯周病予防に有効です。