インビザラインの
良くある質問
インビザラインの治療期間は、歯並びの状態によって異なりますが、一般的には約6ヶ月から2年ほどかかります。
軽度の歯列改善を目指す「ライトコース」は約6ヶ月、
中等度の不正咬合には「フルコース」で12〜18ヶ月程度かかります。
重度のケースでは2年以上を要することもあります。
また、マウスピースの装着時間が適切かどうかも治療期間に大きく影響します。
1日に20〜22時間の装着が推奨されています。
食事や歯磨きの際以外は、マウスピースをつけ続けることが大切です。
装着時間が不足すると歯の移動が遅れ、治療が長引く可能性があります。
医師の指示を守り、しっかり装着しましょう。
装着時間を守らないと、歯が計画通りに動かず治療期間が延びる恐れがあります。
アライナーが合わなくなり効果が下がるほか、治療計画の見直しや追加のマウスピース作成が必要になる場合もあります。
結果として費用や通院回数が増えるリスクもあるため、注意が必要です。
通常は4〜6週間に1回のペースで通院し、歯の動きをチェックします。
問題がなければ次のアライナーを渡し、咬み合わせの微調整やクリーニングも行います。
患者さまの状態や計画により異なりますが、継続的な通院が治療成功のカギです。
初期はマウスピース装着により、「さ行」や「た行」の発音がしづらく感じることがあります。
舌の動きが妨げられるためですが、多くの場合数日〜数週間で慣れますのでご安心ください。
基本的には簡単に取り外せますが、最初は少しコツが必要です。
アライナーは歯にぴったり合うため、装着直後は固く感じることがあります。
奥歯側からゆっくり爪先で外すとスムーズです。
強い力をかけると破損の恐れがあるため注意してください。
基本的には避けることをおすすめします。
喫煙はアライナーの変色や臭いの原因となり、歯や歯茎の健康にも悪影響を与えます。
飲酒も糖分や酸が含まれ、虫歯や歯石リスクが高まります。
喫煙や飲酒の際は必ずアライナーを外し、終わったら歯磨きをしてから再装着してください。
子ども用は6歳〜12歳ごろまで対応可能で、永久歯が生え揃う13歳以降から大人用で治療可能です。
上限年齢は特にありませんが、加齢に伴い歯周病や骨の状態のチェックが重要になります。
年齢が高くなると歯の移動速度が遅くなり、治療期間が長くなる場合もあります。
骨格のズレが大きい顎変形症や、重度の開咬・過蓋咬合・交叉咬合・受け口などは外科矯正やワイヤー矯正が適していることがあります。
また、歯の移動距離が非常に大きいケース、歯周病で骨が弱くなっている場合、クラウンやインプラントが多い口内などもインビザラインでの治療は難しい場合があります。
まずは歯科医師の診断を受けてください。
矯正治療後には、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こることがあります。
特に保定装置(リテーナー)を指示通りに使わない場合、リスクが高まります。
治療終了後はリテーナーを毎日決められた時間装着し、歯並びが安定するまで長期間ケアを続けることが大切です。
安定には6ヶ月〜1年ほどかかり、ケアを怠ると再矯正が必要になることもあります。