インプラントの
良くある質問
インプラントは、失った歯の代わりに人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上にセラミック製の被せ物を装着する治療法です。
これにより、自分の歯と同じような見た目や咬み心地を取り戻せます。インプラント体はネジ形状で、手術により骨にしっかり固定されます。
素材にはチタンやジルコニアが使われ、生体親和性が高いため骨と強く結合し、ぐらつきなく安定した噛み心地を実現します。
セラミックは自然な歯の色合いを再現し、入れ歯のような違和感もありません。
当院の無痛インプラントは、静脈内鎮静法を用いてウトウトと眠っている状態で手術を行うため、痛みや不快感を感じずに治療が受けられます。
通常の局所麻酔だけでは手術中の振動や匂いが気になることがありますが、この方法ならそういった不安もなく、リラックスした状態で手術が可能です。
基本的に痛みはありません。
局所麻酔を使うため手術中の痛みはほとんど感じませんが、骨を削ったり歯肉を切開するため振動や匂いを感じることはあります。
痛みや不安が心配な方は静脈内鎮静法を利用した無痛手術をおすすめしています。
インプラントは骨に直接埋まっているため、自分の歯のようにしっかり噛めます。
一方、入れ歯は歯茎に乗せる形のため、ズレや痛みが起こりやすく噛む力も弱くなりがちです。
特に上あごの総入れ歯では口蓋部分を覆うため、嘔吐反射を引き起こす場合もあります。
インプラントは1本ずつ骨に埋め込むので、隣の歯に負担をかけません。
対してブリッジは隣接歯を削って支えにするため、健康な歯に負担がかかり寿命が短くなることがあります。
1本の手術は約30〜60分です。
術後はインプラントと骨が結合するのを待つ期間(3〜6ヶ月)が必要で、その後セラミックの被せ物を装着するまでに約2週間かかります。
治療全体で約半年が目安です。
はい、医療費控除の対象です。
確定申告を行うことで所得税の還付を受けられる可能性があります。
一般的には10〜20年ですが、定期的なメンテナンスを続ければさらに長く使用できます。
逆にメンテナンスを怠り、炎症やかみ合わせの問題があると寿命は短くなります。
治療後も定期的な歯科通院で状態をチェックすることが重要です。
インプラント自体に虫歯はありません。ですが、周囲の天然歯が虫歯になると、インプラント周囲の歯ぐきや骨に悪影響を与え、インプラント周囲炎(歯周病)のリスクが高まります。
また、虫歯によるかみ合わせの変化がインプラントに負担をかけることもあります。
はい、一般的に使われるチタンはアレルギーが起こりにくい素材です。
さらに、当院では金属を使わないオールジルコニア製のインプラントもご用意しており、金属アレルギーの心配なく治療いただけます。
喫煙は可能ですが、できるだけ禁煙をおすすめします。
ニコチンが血管を収縮させるため、骨や歯ぐきの血流が悪くなりインプラントの結合が妨げられることがあります。
結果としてインプラントの脱落リスクや感染症の可能性が高まるため、成功率を高めるには禁煙が望ましいです。